現状の建物に対して、代表的な各部材の寸法を実測し、設計図との整合性を調査する。
部材の寸法計測状況
肉眼および双眼鏡により外壁仕上げ材や基礎立上り部等を観察し、 劣化(ひび割れ、鉄筋露出、欠損等)状況を図面に記録するとともに、 代表的な劣化状況を写真にて記録する。
現状の建物において、劣化の発生状況をカメラにより写真にて記録する。
外壁の爆裂状況
各部材において、鋼材の腐食状況を肉眼および双眼鏡により観察し、 腐食の発生箇所を図面に記録するとともに代表的な劣化状況を写真にて記録する。
鋼材の腐食状況
鉄骨部材の各接合部に対して、設計図と照合し、 損傷および溶接部の割れや変形等の以上の有無を肉眼により観察するとともに異常個所については、 図面に位置を記録するとともに代表的なものを写真撮影する。
鉄骨接合部の部材寸法計測状況
高力ボルトやアンカーボルト等のゆるみおよび欠損、折損等の発生状況を肉眼により観察し、 位置を図面に記録するとともに代表的な状況を写真撮影する。
アンカーボルトの山数不良状況
下げ振りおよびトランシットを用いて、柱の傾斜状況を調査する。
下げ振りによる柱の傾斜測定状況
レベル器およびスタッフにより建築物の高低差を測定し、不動沈下の有無ならびに沈下量を調査する。
レベル器による不動沈下量測定状況