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土木構造物
対象建物例 : 橋梁・トンネル・煙突・ダム・水路・護岸・法面・ポンプ場水槽

鉄筋コンクリート造 及び 鉄骨造等(RC造・S造) 構造的調査

非破壊診断

鉄筋のかぶり厚 及び 配筋ピッチ調査

各部材に対して電磁波レーダ方式(RCレーダ)および電磁誘導方式(プロフォメーター)の鉄筋探査器用いて、 配筋状況ならびに鉄筋のかぶり厚さを調査する。

プロフォメーターによるかぶり厚測定状況

プロフォメーターによるかぶり厚測定状況

RCレーダ測定による配筋ピッチ状況

RCレーダ測定による配筋ピッチ状況

超音波によるひび割れ深さ測定

現状のひび割れに対して、超音波測定装置を用いてTc-To法等によりひび割れの深さの測定を行う。

超音波測定装置による測定状況

超音波測定装置による測定状況

鋼材の腐食度調査

現状の建物において、劣化の発生状況をカメラにより写真撮影する。

ボルト接合部の腐食状況

ボルト接合部の腐食状況

鋼材部の残存板厚の測定(腐食深さ測定)

鋼材部をケレンにより撤去し、マイクロメーターおよびデプスゲージを用いて腐食部分の深さを測定する。

マイクロメーターによる鋼材厚測定状況

マイクロメーターによる鋼材厚測定状況

デプスゲージによる鋼材厚測定状況

デプスゲージによる鋼材厚測定状況

局部破壊診断

コンクリート圧縮強度試験(コア法・シュッミトハンマー法)

1.コア法
建築物の壁および柱、梁に対して、予め鉄筋探査器により鉄筋の位置を調査し、 鉄筋位置を外してコアボーリングマシンにより直径75㎜から100mm程度で 長さ直径以上のサイズでコンクリートコアを採取し、法人の建材試験センターに おいてコンクリート圧縮高度試験を行う。
コンクリートコア採取状況

コンクリートコア採取状況

2.シュミットハンマー法
測定位置の仕上げ材を除去してコンクリート表面の研磨を行い、 NR型シュミットハンマーを用いて1箇所(150×150mm程度の範囲)につき 25ポイントのデータ(反発度)を測定し、 『コンクリート強度推定の為の非破壊試験方法マニュアル』に記載される計算式より コンクリート強度の推定を行う。
なお、シュミットハンマー法については、仕上げ材がない場合、表面を研磨する程度で、 非破壊試験となる。
シュミットハンマーによる強度測定状況

シュミットハンマーによる強度測定状況

コンクリート中性化試験(コア法・ドリル法)

1.コア法
コンクリート圧縮強度試験(コア法)と同様にコンクリートコアを採取し、 法人の建材試験センターにおいてコンクリート中性化試験を行う。
なお、一般的には、コンクリート圧縮強度試験の為に採取したコアを中性化試験に併用する。
コンクリートコアの中性化状況

コンクリートコアの中性化状況

2.ドリル法
調査箇所(3ドリリング/1試料)を任意に選定し、フェノールフタレイン溶液を噴霧した試験紙を 削孔粉が落下する位置に保持し、コンクリート表面を電動ドリルでゆっくりと削孔する。 試験紙が変色した時点で直ちに削孔を止め、その深さをノギスで測定し、削孔3個の平均を算出して 中性化の深さを求める。
ドリル法による中性化深さ測定状況

ドリル法による中性化深さ測定状況

コンクリート塩分含有量試験

コンクリートコアやハツリがら等を、法人の建材試験センターにおいて電位差滴定方法により塩分量を測定し、 コンクリート中の塩分含有量を調査する。

塩分含有量測定状況

塩分含有量測定状況

鉄筋腐食度 及び コンクリート中性化試験(はつり法)

各部材において、予め鉄筋探査器により鉄筋の位置を調査し、 仕上げ材および躯体コンクリートを150×150㎜程度の範囲でハツリ取り鉄筋を露出させ、 鉄筋の腐食状況を肉眼により判定する。
また、中性化試験については、フェノールフタレイン1%エンタノール溶液を噴霧し、 躯体表面から着色境界までの中性化深さを測定する。

鉄筋の腐食状況

鉄筋の腐食状況

コンクリートの中性化状況

コンクリートの中性化状況

中性化測定状況

中性化測定状況